1947-12-08 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会 第40号
金屬 工業小委員會におきましては、主として鐵鋼増産に關する問題を取上げ、六囘にわたる小委員會において、政府及び民間より説明及び意見を聽取し、あるいはすでに御手もとに配布しました昭和二十二年鐵鋼生産計畫表等の十數種類の資料のほか、種々直接調査し、またあらゆる角度から檢討いたしまして、本年度鋼材生産計畫七十萬トンのほかに、三十萬トンの増産をはかり、本年度鋼材百萬トン計畫を目標として努力する必要を認め、八月二十一日
金屬 工業小委員會におきましては、主として鐵鋼増産に關する問題を取上げ、六囘にわたる小委員會において、政府及び民間より説明及び意見を聽取し、あるいはすでに御手もとに配布しました昭和二十二年鐵鋼生産計畫表等の十數種類の資料のほか、種々直接調査し、またあらゆる角度から檢討いたしまして、本年度鋼材生産計畫七十萬トンのほかに、三十萬トンの増産をはかり、本年度鋼材百萬トン計畫を目標として努力する必要を認め、八月二十一日
現在では、これら資源は、ほとんど全部、遠く他の既成工業地帶に搬送して、その利用に委ねられているのでありますが、これを地元の十二分に設備と技術とを備えた鐵鋼工場に投入して製品化しますれば、極度に窮屈は今日の海陸輸送を節減し、莫大な送電ロスを防遇することができまして、それだけ國全體の鐵鋼増産を可能になるのでございます。
從いまして、米國炭或は北樺太炭の輸入が是非必要でございまして、この輸入が實現いたしました場合、どの鑛爐を動かすかにつきましては、米國炭の場合と、北樺太炭の場合とで、おのずから異なるのでございまして、またその數量によつても變つてまいるのでございますが、鐵鋼増産の見地から、工場の立地その他計畫、企業の再建整備等各種の要素につきまして研究いたしまして、適當なる考慮をいたしたいと思つている次第でございます。
從つてその増炭計畫を可能づけるもの、あるいは他の鐵鋼増産計畫というようなものを可能づけるものは、資金的な面が相當の條件になると思うのであります。そういつた場合に他の特殊銀行、他の特殊金融機關、あるいは市中銀行のこれらに對する融資能力が、完全に増強されるとは考えられません。從つてそういうことを考えるときにおいて、復興金融金庫というものがその機能を發揮しなければいけない。
○伊藤委員長 ただいま生悦住小委員長からの鐵鋼増産に關する扱い方について御希望がございました。その御希望は一つは本會議等において、鐡銅増産に關する緊急質問をいたしたい。一つはさらに調査等を十分權威のあるものを作成いたしまして、政府との間に密接なる關係をもちまして本鐡鑛増産の目的を達成いたしたいという扱い方の御希望でございます。以上の御希望のごとく本件を取扱いすることに御異議はございませんか。